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今年は三冠王も狙えるのでは?
2022年のプロ野球が開幕を迎えるとき、そんな期待を抱かせるひとりの選手がいました。
それは実際に史上最年少で三冠王に輝いたヤクルトの村上宗隆……ではなくて、巨人の岡本和真です。巨人不動の若き4番打者にして、2年連続の2冠王。更なる成長を遂げた今季は、あの松井秀喜や阿部慎之助も成し得なかった、夢の三冠王へ。そんな期待を持った巨人ファンも多かったのではないでしょうか。
しかし結果的に今季の岡本は、レギュラーとなった2018年以降でもっとも苦しんだシーズンとなりました。
そんな岡本の1年を振り返るとともに、来年の年俸について予想していきたいと思います。
巨人の若大将・岡本和真!いくらになるのか、気になりますね!
岡本和真の年俸推移
年度 | 成績 | 年俸 |
2015 | .214 1本 4打点 | 1200 |
2016 | .100 0本 0打点 | 1400 |
2017 | .194 0本 2打点 | 1200 |
2018 | .309 33本 100打点 | 1200 |
2019 | .265 31本 94打点 | 8000 |
2020 | .275 30本 97打点 | 14000 |
2021 | .265 39本 113打点 | 21000 |
2022 | .252 30本 82打点 | 3億円 |
2023 | いくら? |
■令和の怪物を岡本のバットが粉砕
今季の岡本はオープン戦から絶好調。15試合に出場し12球団トップの7本塁打、OPSは驚異の1.121と圧倒的な数字を残しました。3月18日のロッテ戦では佐々木朗希の直球を叩き、バックスクリーン右へ逆転の満塁ホームラン。令和の怪物が投じた決して甘いコースではない外角低め159キロのストレートを、一打で粉砕してみせました。
巨人のビッグベイビーは令和の若大将を経て、球界を代表する4番打者へ。岡本はその階段を着々と上っているように見えました。
■初の月間MVP
オープン戦の勢いをそのままに、岡本は開幕後も好調を維持。開幕3戦目の中日戦で昨季最優秀防御率と最多奪三振に輝いた柳からさっそく今季1号を放つと、次の試合では昨季若きエースとして躍進したヤクルトの奥川(おくがわ)からライトスタンドへ2試合連続となる一発。次々に好投手を攻略していくその姿は、巨人ファンに鮮烈な印象を与えました。
躍動する岡本と共にチームも好調な滑り出しを見せ、4月終了時点で貯金9の首位をキープ。岡本の3月と4月は28試合で共にリーグトップの10本塁打、25打点をマーク。入団8年目で初の月間MVPにも輝きました。
■パーフェクトゲームを達成した佐々木朗希を完全攻略
開幕から見事にロケットスタートを切った岡本でしたが、5月は5本塁打を放つも打率は.180と数字を残せず、その勢いは小休止。
それでも6月3日のロッテとの交流戦では、パーフェクトゲームを達成し前半のプロ野球界の話題を独占した佐々木朗希から、オープン戦に続く豪快な一発。佐々木の決め球・フォークを捉えると、打球はロケットのような勢いで右中間へ。打った瞬間、ホームランを確認しゆっくりと歩き出すその姿からは、球界を代表するスラッガーの貫禄が漂っていました。
■勝負の夏にまさかの大失速
6月は5月の不調から一転、22試合で打率.317、5本塁打、18打点、OPS.987と復調した岡本。勝負の夏に向けてさらに調子を上げていきたいところでしたが、ここから岡本の苦悩が始まりました。
7月は18試合に出場し、打率.222、ホームランはわずかに1本と撃沈。チャンスの場面でもあえなく凡退する姿が目につくようになりました。そして8月に入っても一向に調子の上がらない岡本に対して、原監督は2019年9月以来3年ぶりに4番から外す決断をしました。
■順調に成長していた26歳に立ちはだかった壁
6月までの75試合で20本のアーチを描いた岡本でしたが、5年連続となる30本までの道のりは険しく、最終盤となる140試合目での到達となりました。順調に成長していた26歳に立ちはだかった大きな壁。喜怒哀楽を表に出す印象の少ない岡本ですが、ベンチ裏でヘルメットに怒りをぶつけることもありました。
結果的に最後まで指定席の4番には戻れず、岡本の不調と比例するようにチームも夏場以降失速。自身のバットで2年連続の優勝に導いたヤクルトの主砲・村上とのコントラストが、より際立ったシーズンとなりました。
■岡本の来年の年俸は?
そんな岡本の今季の一軍成績はこちらです。
140試合 打率.252 30本塁打 82打点 1盗塁 OPS.805 年俸:3億円
今季の岡本は打率、ホームラン、打点、OPS、すべての項目でレギュラーに定着した2018年以降もっとも低い数字となりました。また得点圏打率.274という数字以上に、チャンスで凡退している印象が強い巨人ファンも多いのではないでしょうか。
そんな岡本の気になる来年の年俸ですが、モデルとなるのは2017年シーズンのヤクルト・山田哲人かなと思います。
2017年 山田哲人の年俸
143試合 打率.247 24本塁打 78打点 14盗塁 OPS.799 年俸:3億5000万円
前年に自身2度目のトリプルスリーを達成した山田でしたが、2017年のシーズンは絶不調。打撃3部門で前年の数字を大きく下回り、その年のオフは7000万円ダウンの推定2億8000万円でサインしました。
岡本も同様にダウン提示を受けることが濃厚ですが、5年連続で達成した30本のホームランは評価に値するのではないでしょうか。
そのため来年の岡本の年俸は、今年の推定3億円から3000万円ダウンの2億7000万円がラインと予想します。
昨季は2年連続でセ界のホームランキングに輝くも、今季は村上に26本の差をつけられタイトルを逃した岡本。秋の神宮球場でレフトスタンドに消えた村上の55本目のホームランを見て、岡本は何を思ったのでしょうか。
今季は不本意な成績に終わった岡本ですが、このまま負けてばかりではいられません。来季の背番号25の逆襲に期待しましょう。
岡本は、「頭がいいと思う選手」の得票5%に「5%の方は本当によく見ていらっしゃる」と言ったり本当におもしろいですよね。
来季はそんな岡本節をたくさん聞きたいですね。
岡本の歴史
2021年ゴールデングラブ賞を大差で取っています。
2015~2021年までの岡本和真の成績と年俸推移。
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打てない時期があるのが打率に出ていますが、まだ若いですし、そこは3番、5番がカバーしないといけないところだったでしょう。
岡本和真と鈴木誠也・山田哲人・坂本勇人の年俸推移を比較!
岡本和真と右の大砲である鈴木誠也、山田哲人、坂本勇人と年俸比較をしてみました!
2019 | 2020 | 2021 | |
岡本和真 | .265 31本 94打点 1.4億円 | .275 30本 97打点 2.1億円 | .265 39本 113打点 3.5億円(予想) |
鈴木誠也 | .335 28本 87打点 2.8億円 | .300 25本 75打点 3.1億円 | .317 38本 88打点 メジャー |
山田哲人 | .271 35本 98打点 5億円 | .254 12本 52打点 5億円 | .272 34本 101打点 5億円 |
坂本勇人 | .312 40本 94打点 5億円 | .289 19本 65打点 5億円 | .271 19本 46打点 6億円 |
こうして見ると、岡本和真は順調にスター街道を歩んでいますね。
鈴木誠也が今、最も脂が乗っている時期で3年連続3割です。鈴木誠也の成績に劣らない活躍をしている岡本和真。
岡本和真は鈴木誠也が背番号51だった頃から仲がいいですね!
広島より巨人のほうが年俸が高いこともありますし、やはり、今回の契約更改(2022年の年俸)は3.5億円が妥当ではないでしょうか?
Twitterの声
3億円を期待されています。3億円は超えるはずですね!
岡本和真の年俸が気になる人多数!
妥当な意見ですね!今年の巨人の契約更改、一番上がるのは岡本和真でしょう!
おかもっちは、どのくらい年俸が上がるのか夢があります!
岡本和真の年俸推移 2023契約更改はいくら?
というわけで、岡本和真の契約更改は2.7億円と予想しました!
今シーズンは村上宗隆と比較されて大変でしたが、3.5億円超えは来年に期待です!優勝と同時に3.5億円を達成してほしいです。
岡本和真のホームランを見に行く野球ファンは多いです。あの看板直撃弾をまた見せてほしいですね!
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