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中田翔の年俸が大幅UP!1.5億円から倍増の3億円の3年契約を勝ち取りました!
さすがに高すぎで、中田に慢心が生じる可能性が高く、大丈夫かと思います。
2021年8月、同僚選手に暴力行為を行ったことをきっかけに「無償トレード」という形で日本ハムから巨人に移籍した中田翔。その移籍に賛否が渦巻く中始まった巨人での野球人生でしたが、中田にとっては決して生易しいものではありませんでした。
元々腰痛に悩まされていたこともあり、巨人1年目の成績は34試合に出場し打率.154、3本塁打、7打点と散々たる結果に終わりました。
2021年オフの契約更改では推定年俸3億4000万円から、減額制限を越える1億9000万円ダウンの推定1億5000万円でサイン。文字通りマイナスからのスタートとなった2022年の中田でしたが、元来の勝負強さを取り戻して終盤は4番を任されるなど、見事に復活の狼煙をあげたシーズンとなりました。
そんな中田の2022年シーズン1年を振り返ります。
中田翔の年俸推移
中田翔選手の年俸推移は以下の通りです。日本ハムの時はそこそこ活躍していました。日本ハムは選手の自主性が重視され、厳しい指揮の元管理野球をするのではなく、のびのびプレーできる環境でしたので、打率が低くても「最終的につじつまを合わせるホームラン」を打てば、認められる環境でした。
2016 | 2億45百万 | .250 | 25本 | 110打点 |
2017 | 2億8千万 | .218 | 16本 | 67打点 |
2018 | 2億 | .265 | 25本 | 106打点 |
2019 | 2億8千万 | .242 | 24本 | 80打点 |
2020 | 2億9千万 | .239 | 31本 | 108打点 |
2021 日ハム | 3億4千万 | .193 | 4本 | 13打点 |
2021 巨人 | .154 | 3本 | 7打点 | |
2022 | 1億5千万 | .269 | 24本 | 68打点 |
2023 | 3億(3年契約) |
オープン戦で「レベチ」の結果を残すも、開幕後は不振で二軍落ち
今季はオープン戦14試合で打率.325、3本塁打、OPS.1.003とまさに「レベチ」の結果を残し開幕スタメンを勝ち取った中田。しかし絶好調のオープン戦から一転、開幕後は4月21日時点で打率.188と低空飛行。開幕から一ヶ月足らずで二軍落ちとなりました。
4月22日に中田を一軍登録から抹消する際、原監督は「借りてきた猫みたい。もう少し様子を見てみたい」と発言。これはまだ中田が昨年の暴力事件を引きずり、中田本来のメンタルではないことを示唆しているようでもありました。
「借りてきた猫状態」の中田に原監督が命じた送りバント
二軍降格を経て、再び一軍の舞台に戻ってきた5月13日の中日戦。この試合で原監督は、中田に送りバントを命じました。状況によっては主力にも容赦なく送りバントを命じる原野球では決して珍しいことではありませんが、スタンドはその異様な光景にどよめきが起こりました。
プロ15年目、6245打席目にして初めての送りバント。中田はきっちりとピッチャー前に転がし、その役割を終えるとベンチで選手や首脳陣とハイタッチ。チームプレーに徹する姿を見せると、この試合の8回には中田らしく左中間に豪快な一発をかっ飛ばし、原監督と漢と漢のグータッチを交わしました。
悩める中田に長嶋さんが送った助言
札幌ドームでの古巣日本ハム戦で凱旋タイムリー、ホームランを放ち、まだまだ持ってる所を見せつけた中田でしたが、その後も打撃の調子は上がりませんでした。
6月5日時点の成績は打率.215、5本塁打と伸び悩み、今季2度目の二軍落ち。原監督は「コンスタントに結果を出すこと。ホームランより打率の向上」を求めていました。
中田の不在時には4年目の若手・増田陸が好調だったこともあり、その立場は日に日に苦しくなっていきました。
6月12日、そんな中田のもとを巨人の長嶋茂雄終身名誉監督が訪問。
悩める長距離砲の復活を願い、ジャイアンツ球場で長嶋さんのマンツーマン指導が行われました。これが転機となり常にマン振りで一発長打を狙っていた中田の打撃が、逆方向を意識しながら相手の失投を仕留める打撃に変わっていきました。
完全復活、そして巨人の91代4番打者へ
6月17日、ファームで打率.275、6本塁打、OPS.1.112と格の違いを見せて一軍再昇格を果たすと、ここから中田は完全復活への道を歩き始めました。
8月10日の中日戦で難攻不落のライデル・マルティネスからレフトスタンド5階席へ特大の決勝アーチを放つと、翌8月11日のDeNA戦からは調子の上がらない岡本に代わり、巨人の91代4番打者に。その試合でも初回に先制タイムリーを放ち4番の役割を果たすと、シーズン終了までその聖域を守り続けました。
自身の成績向上と共に元来の人懐っこい性格も復活。巨人の公式Twitterでは二度見必至のアダム・ウォーカー風ドレッドヘアバンドを着用した写真が掲載され、巨人ファンを震撼させました。
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中田の来年の年俸は?
そんな中田の今季の一軍成績はこちらです。
109試合 打率.269 24本塁打 68打点 盗塁0 OPS.833 年俸:1億5000万円
前半は不振にあえいだ中田ですが、ホームランは24本でセ・リーグ4位タイにランクイン。また、大事な場面での殊勲打も多かったため、成績以上に首脳陣やファンの印象も良いのではないでしょうか。
そんな中田の気になる来年の年俸ですが、モデルとなるのは2015年シーズンの阪神・福留孝介かなと思います。
2015年 福留孝介の年俸
140試合 打率.281 20本塁打 76打点 盗塁1 OPS.824 年俸:1億5000万円
2013年1月に阪神と3年契約を結び、メジャーから日本球界に復帰した福留ですが、2013年と2014年の2年間は期待を裏切る結果となりました。それでも契約最終年となった2015年に
見事復活。オフの契約更改では1億5000万円から5000万円アップの推定2億円でサインしました。
中田も福留と同じように1億5000万円からの年俸アップが予想されますが、シーズン前半の2度の二軍落ちが気になります。2015年に140試合出場で569打席に立った福留に対して、今季の中田は109試合で375打席にとどまっています。
中田の来年の年俸は、3000万円アップの1億8000万円がラインと思います。
あの衝撃の電撃トレードから1年。人生初めての送りバント、二度の2軍落ち、そしてチームに欠かせない4番打者へ。少し時間はかかりましたが、中田は本当の意味で巨人で再スタートを切りました。
若手にも慕われるようになりチームにも打ち解けた来季は、更なる飛躍が期待できますね!
中田翔の2023年年俸 まとめ
2022年シーズン後半に復活して4番を張り続けた中田。ゴールデングラブ賞受賞。
2023年シーズンもチームの中心選手の自覚を持ってプレーしてくれることでしょう。
中田翔は自分で自分を律することができるか?これができたら、活躍し続けられるはずです。
元木さんも「一軍の選手には何もアドバイスしないよ。自分で調整するものだよ。二軍の選手は鍛えるよ。二軍の選手はもっと練習しないと!」と言っていました。
二軍選手がやってるような足腰を苦しい鍛える練習ができるか?
坂本勇人は、キャンプでしか厳しい練習をする時間がないと言っていますからね。(シーズン中はコンディション調整がメインになるからと。)
坂本勇人はキャンプで元木さんに特守、ノックをしてもらっているとのことです。元木さんが「坂本でさえあんなにやってるぞ」と若手に言うとのことです。
中田翔は若手よりも謙虚に自分を追い込むことができるか?
私は沖縄キャンプを見に行こうと思っていますが、中田翔の練習ぶりも見たいと思っています。
中田翔の活躍に注目ですね!
今回の中田の年俸予想はいかがでしょうか?
中田は日本ハムの時には、地元の実家に後輩たちを呼んで「中田会」を開いていましたが、ジャイアンツでもやるんでしょうかね?
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