坂本勇人の年俸･契約更改2023は？6億円がいくらになる？

2020年に右打者では史上最年少となる31歳10か月という若さで通算2000本安打を達成した、巨人のキャプテン・坂本勇人。

今年の推定年俸は6億円。まさに球界を代表するスーパースターの坂本ですが、今季は常に見えない何かと戦っているような苦しいシーズンとなりました。

そんな坂本の1年を振り返るとともに、来年の年俸について予想していきたいと思います。

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■怪我からのスタート

今季もキャンプからオープン戦にかけて例年通り調整を進めていた坂本ですが、3月21日の練習中に左側の内腹斜筋（ないふくしゃきん）を損傷。

2008年から14年連続で続いていた開幕戦の先発出場が途切れる形となりました。

当初は長期離脱も囁かれていた坂本ですが、開幕3戦目となった3月27日の中日戦で早々に戦線復帰すると、さっそく4安打の固め打ち。さらに4月1日の阪神戦では藤浪から左中間に今シーズン1号をかっ飛ばしてハヤトスマイルを披露。4月は2番打者として打率.283、3本塁打をマーク。4月終了時点で打率.342を記録していた吉川尚輝との1・2番コンビは他球団の脅威となっていました。

■ショートへのこだわり

しかし、宿敵阪神に3-10と完敗した4月30日の阪神戦で坂本は右ひざの靭帯（じんたい）を損傷。翌日、登録抹消となりました。前回同様、早期の復帰が期待されましたが、坂本自身も「自分の感覚より時間がかかった」と振り返っているように、復帰までには40日間という時間を費やしました。

実は戦線に復帰する際、原監督から打診されたのは体の負担が大きいショートではなく、ファーストでの復帰だったことを坂本はテレビのインタビューで明かしています。しかし坂本はファーストでの復帰を固辞。あくまでもショートでの復帰にこだわりました。

そして6月8日の西武との交流戦、5番ショートで1軍復帰を果たすといきなり3安打の猛打賞。その後はビッグベイビー岡本和真を守る5番打者としてチームを牽引しました。

■度重なる怪我

打率3割前後をキープするなど好調を維持していた坂本ですが、復帰からおよそ1か月後の7月6日、またしても怪我に襲われます。吉川のサヨナラ打でチームが首位ヤクルトに劇的な勝利を収める中、坂本はひっそりと途中交代。腰の痛みにより今シーズン3度目の離脱を余儀なくされました。

当初は原監督も軽症を強調していましたが、思いのほか回復までに時間がかかり戦線復帰はシーズン終盤の8月16日。それでも試合に出れば結果を残すキャプテンは復帰戦こそノーヒットに終わったものの、2番に戻った翌17日のDeNA戦ではタイムリーを放つなど復活を印象づけました。

■炸裂した文春砲

坂本が3度目の復帰を果たした8月中旬、巨人は借金を背負いBクラスに低迷していましたが、頼れるキャプテンの復帰で巻き返しに期待が高まりました。しかしクライマックスシリーズ争いが過熱しはじめた9月10日、週刊文春によって坂本の女性スキャンダルが発覚。それは「無避妊中絶トラブル」というショッキングな内容でした。