小角朋樹(剣道)の経歴・プロフィールのまとめ


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高校剣道と言えば九州・・っというイメージが強く、中部。北陸・東海地方というのはあまり剣道の強豪校があるイメージはありません。
そんなイメージを覆すような結果を残している高校が
瑞浪麗澤高校

そんな瑞浪麗澤高校の伝説が「小角朋樹(こすみ ともき)選手」です。

現在は大阪府警の期待の星として2019年には全日本剣道選手権にも出場し、今後の活躍が気になる小角朋樹選手。

そんな小角朋樹選手のプロフィールや経歴をまとめました。

小角朋樹選手のWiki風プロフィール

年齢:20歳or21歳
出身:奈良県
身長:160㎝~165㎝ぐらい
段位:3段
得意技:小手・引き技
所属:大阪府警

奈良市立若草中学校→瑞浪麗澤高校(岐阜)→大阪府警に奉職

出身クラブはよくわからなかったので、小学生の時の活躍がよくわからなかったのが残念・・。

主な実績
全国中学校剣道大会 個人3位
全国高校選抜剣道大会 準優勝
インターハイ 準優勝(団体) 3位(個人)

小角選手は男子選手としてはかなり小柄な方なのですが、しっかりとした体幹を持っているのか、打突の際まるで体がぶれない・・
また小柄であることを活かした小手技なんか、切れ切れです!

全中3位!!奈良県の星

小角朋樹選手は奈良県の出身です。奈良県は決して剣道の強豪県ではありません。
同じ近畿でも大阪には強い選手が集まってきますが、他の県は別です。

過去の全国中学校剣道大会を見ても男子で団体で奈良県の中学校がベスト8に入った記録も残っていませんし、個人戦でも奈良県の選手としては小角選手が初めて3位入賞した(記録を確認すると)ようです。

強い県には当然強い選手がいる・・良い指導者がいるからさらに強い選手が生まれていく・・というスパイラルが生まれるのですが、そのスパイラルとは違ったところから生まれた稀な選手です。

瑞浪麗澤高校で1年から大将!!打倒九州学院!!を誓う

全国で結果を出した選手は、高校あたりから剣道留学で地元を離れる選手が多いのですが、小角選手が選んだのは岐阜の強豪である瑞浪麗澤高校でした。

小角朋樹選手の姉である、小角春奈選手も一足先に瑞浪麗澤高校に進学していたこともあり、小角選手は瑞浪麗澤高校進学します。しかもそんな強豪で、1年生で大将を任されるという・・大将って中々選ばれるものじゃありませんよ( ;∀;)


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さらにすごいのは選ばれた期待に応え、1年生時から全国の舞台で大活躍し選抜団体準優勝、インターハイ団体準優勝、個人3位などの記録を残したことです。
小角選手のインターハイ3位は、麗澤瑞浪にとって平成21年の佐藤裕己が3位入賞をして以来のことでした。

出典:gikenren.web.fc2.com/27toukaikoukousoutai.html

1年生大将として出場した2015年の全国選抜のメンバーは主将以外はみんな1年生だったそうなので・・この時の瑞浪麗澤高校は本当に強いメンバーが集まっていたんですね!

ただ決勝では九州学院の0-4で負けてしまい、ここで九州学院の壁の厚さを感じたでしょうね!とはいえ、1年生メンバーで選抜で準優勝したことに全国の剣道ファンは驚きを隠せなかったことは間違いないです!

立ちはだかる九州学院の壁

小角選手はその後も勢いが衰えることはなく、瑞浪麗澤高校は常に東海地方では男女ともチャンピオン。小角朋樹選手は常に個人で岐阜県・東海地域の大会では優勝していました。

しかしながら2016年の全国選抜は準決勝で九州学院に敗れます。この時、小角選手は2019年度全日本学生選手権チャンピオンの星子選手に大将戦で敗れています。

更に2016年のインターハイ・・周囲の予想通り決勝戦は九州学院VS瑞浪麗澤高校。
小角選手が大将戦を迎えた時点で、1-2と劣勢でした。
またもやここで星子選手と対戦!!

小角選手が1本勝ち以上をいないと代表戦にすらなれない場面でした。
最初、星子選手に小手を取られた小角選手でしたが、負けじと一本取り返し、
「もしかしたら勝てるかもしれない・・。」っというところまで来たのですが・・
やはり星子選手は強く、完璧な面を打たれます・・。

これにはもう文句のつけようがなかった・・見ていた人たちもよく九州学院相手にここまで闘ったよ・・って思ったでしょう。

目指すは日本一!!現在は大阪府警の特錬へ

活躍した同期が大学へ進学する中、小角選手はなんと高校卒業後大阪府警に奉職します。
大学から引く手数多推薦が来ていたであろうことを考えると・・この選択は恐らく、一足早く特錬に入る方が日本一を目指せると考えたからではないかと個人的には思います。

大阪府警は日本の警察の中で常にトップを張る強豪です。

高校時代の雪辱を晴らすには・・一足早く警察官になって日本一を目指す!!っということなのではないでしょうか。実際に2019年の全日本剣道選手権では超激戦区の大阪予選を勝ち抜いて、出場しています。
残念ながら入賞はなりませんでしたが、まだ20歳という年齢を考えると、今後が楽しみですね!


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